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グラボを換装しました【RTX4060➔RTX5070Ti】

趣味で3DCG(Blender)をしていまして最近はこのブログに作品を垂れ流しているわけですが、PCのスペックに物足りなさを感じるようになってきました。

僕が今使っているPCは2024年3月に買ったAlienware Aurora R16です。スペックはざっくり以下の通り。

CPU : Core i7-14700KF
GPU : GeForce RTX 4060
メモリ : 16GB→コルセアのDDR5-6000、32GBに換装済み
ストレージ : SSD 1TB+HDD 1TB

今使っているRTX4060はシングルファンのコンパクトなモデルなんですが、3DCG作成で使っていくには正直言って力不足を感じます。

すぐにGPU温度が70度を超えてしまいファンがぶん回る。シングルファンのグラボなので冷却性能が強くないんです。そしてこのファンの回転音がうるさい!w

そりゃファン一基で70度以上の熱を冷やそうと頑張っているわけなのでうるさくなるのは当然ですよね。

どういうときにうるさくなるかと言えば、Blenderだったらある程度ノードを組んだマテリアルを描画しながら(3Dビューポートの陰影処理方法を「レンダー」か「マテリアルプレビュー」にしながら)モデリングしているときとかレンダリング時ですよね。

「ソリッド」にしておけばまぁ問題はないですよ。でもマテリアルを描画しながら作業したいときもあるじゃないですか。木田はしたいんです!

そこで今回、大金をはたいてグラボを購入しPCを強化することにしました。

※ホコリまみれのPC内部の画像を載せているので閲覧注意!
※この記事ではベンチマーク測定の比較はしていません。気になる人は「RTX5070Ti ベンチマーク」とかで検索してくれ!

目次

今回付けるやつ

で、買ったのはMSIのGeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OCです。購入価格は149,780円!僕の中では高額な買い物です。

実は思い切ってASUS×NoctuaコラボのRTX5080を買ってやろうかという気分にもなっていたんですが、寸法を測ったところPCのケースに入らないっぽいことが発覚したので断念。買う前にサイズを測るのは大事ですね(あのグラボデカすぎや…)。

Dellのサイトの商品ページにひっそり書いてあった

Alienware Aurora R16のケースに入る312mm未満のモデル&5070Tiぐらいは欲しい&在庫があるやつという条件で探した結果、上記のグラボになりました。

これが実物。トリプルファンのグラボは初めて使うので楽しみですね~。

あとこのグラボは光らないタイプですね。個人的にやたらピカピカ光るのは好きではないのでそこは好印象。シルバーのボディもかっこいいぜ!

消費電力が大きくなりますが、搭載している電源ユニットが80PLUS PLATINUM 1000W電源らしいので電力不足にはならないことを信じました。

付属品として取扱説明書の他に、8ピン×2を16ピン×1に変換するケーブルとグラボが自重で傾いていかないように支えるステイが入っていました。

グラボを付け替える前に、今まで使っていたグラボのドライバーをアンインストールするためのDDU(Display Driver Uninstaller)というフリーソフト(有名らしい)と新しく付ける5070Ti用のドライバーをダウンロードしておきます。

5070Ti用ドライバーはNVIDIAのサイトでダウンロードします。ゲーム寄りのGame Readyとクリエイティブ寄りのNVIDIA Studioという2種類のドライバーがあります。僕はマインクラフトぐらいしかPCでゲームしないので、NVIDIA Studioを選びました。

2つそろったところでDDUで古いドライバーを削除します。DDUの使い方については僕は以下のページを参考にしました。
https://jp.msi.com/support/technical_details/DDU

ドライバー削除時はDDU内でも推奨されているようにPCをセーフモードにしてから作業するべきです。

セーフモードの出し方について、上記のページではF3キー連打と書いてありましたがF3キー連打では何も出ず、Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックで出すことができました。

ただ、木田はWindowsのドライブ暗号化機能Bitlokcerの解除の仕方がわからず、結局セーフモードにせず無理やりやりました(マネしないでね!)

さてここからは木田のホコリまみれで汚いPCが写りますよ。これにささっている4060を取り外します。

きったね

抜けました!メーカー名は書いていませんがどうやらDell製みたいです。

次はこいつが刺さっていたところに5070Tiを取り付けていきます。

取り付け完了!ちゃんと動く?

慣れていないので少し手間取りましたがなんとか補助電源ケーブル含め取り付けできました。思ったよりしっかり固定されていてステイ要るか?って感じでしたがせっかくなので使っておきましょう。

と思ったけどケースとグラボの隙間が足りなくて使えなかった。ステイは足元がマグネットになっており安定性があって作りが良かったです。

ケースを蓋する前に動作確認してみよう。蓋してから映らなかったら二度手間ですからね。

…何も映らない…

と思ったけどDPケーブル挿すの忘れてた(おい。

デスクトップは散らかっているので見せられないですがちゃんと映りました!グラボの方はというと起動中もピカピカ光ることなくうるさい感じでなくて気に入っています。見ての通り今使っているメモリが七色に発光するんですけどこれも単色発光でいいんだけどなぁ。

動作確認も終わり…

動くことが確認できたので5070Tiのドライバーをインストールするよ。

インストール完了後タスクマネージャを確認するとちゃんと5070Tiが認識されていました。よかった!

ベンチマーク測定をしていないので数値の比較はできませんが、Blenderの作業性がかなり良くなりました!グラボのファン回転音も換装前より大幅に静かになりました。

無事に換装できてよかった

今回はグラボをRTX4060からRTX5070Tiに換装しました。

大きい出費でしたが得られた効果は大きく満足度の高い買い物になりました(この後短期間でも故障がなければですがw)

しばらくはこの構成でやっていくつもりです。これで不満が出たらその時はPCを新調することになりそう…

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